こんにちは!小銭入れオタクです♪
ブライドルレザーの財布と言うと種類は豊富にありますが、小銭入れに限定して探すとなかなか数が限られますよね。
そこで本記事では、ブライドルレザーの小銭入れを展開するブランド、おすすめアイテムをピックアップしてみました。
機能的なラウンドファスナーや大人の男性に人気の馬蹄型、薄型で持ち運びに便利なBOX型など、魅力的なブライドルレザー小銭入れを厳選してご紹介します!
ブライドルレザー小銭入れのおすすめブランド7選
ブライドルレザー小銭入れを展開するおすすめブランドを7つ厳選して紹介します。
ブランドごとにおすすめのアイテムもピックアップしたので、ぜひ購入の参考にしてください!
ココマイスター(cocomeister)
ココマイスターは欧州の高級革を使用した財布を展開する日本の財布ブランドです。
ココマイスターのアイテムは一点一点自社の職人さんが魂を込めて生産しており、品質の良さから本物志向の男性に高い人気を誇ります。
ココマイスターは「LEON」や「MEN’S EX」などの雑誌広告に掲載実績がある点から、30代以上の大人な男性に特に人気のあるブランドと言えるでしょう。
展開するブライドルレザー小銭入れはコンパクトなラウンドファスナータイプが代表的で、最近はキャッシュレス会計用の財布として愛用する方も多く見られます。
ブランド創業 | 2009年 |
生産国 | 日本 |
掲載雑誌 | LEON/MENS’ex |
ブライドルレザー小銭入れの価格帯 | 2~3万円 |
扱うブライドルレザー小銭入れの種類 | ラウンドファスナー、カードケースタイプ |
>>ココマイスターのブランドの特徴をもっと詳しく知りたい方はこちら
ガンゾ(GANZO)
ガンゾは1917年創業の皮革袋物専門メーカー「株式会社AJIOKA」が運営する、日本の革小物ブランド。
ガンゾの展開するアイテムは質実剛健なシンプルデザインが特徴で、男らしい革製品を好む男性から支持が厚いです。
展開アイテムは3万円を超えるものが多いため、金銭的余裕が出てくる30代以降に特に愛用者が目立ちます。
ガンゾのブライドルレザー小銭入れは、「THIN BRIDLE」と呼ばれるシリーズから展開されるBOX型のタイプが代表的です。
ブランド創業 | 2001年 |
生産国 | 日本 |
掲載雑誌 | SENCE/POPYE |
ブライドルレザー小銭入れの価格帯 | 2~3万円 |
扱うブライドルレザー小銭入れの種類 | BOX型、カードケースタイプ |
キプリス(CYPRIS)
キプリスは「一生愛せる、本質的価値のあるものづくり」をコンセプトに、実用性に優れたアイテムを数多く展開する日本の革小物ブランドです。
革素材・仕立てにこだわりつつも、キプリスの財布は1万円代から手頃に展開されています。そのため、幅広い層に愛用されているブランドになります。
展開するブライドルレザー小銭入れも、定番のラウンドファスナーや扱いブランドの少ない馬蹄型まで種類が幅広いです。
手頃な価格で豊富なラインナップから選べるので、小銭入れ選びに迷っている方は外さない選択かと思います。
ブランド創業 | 1995年 |
生産国 | 日本 |
掲載雑誌 | Mono/Men’s EX |
ブライドルレザー小銭入れの価格帯 | 1~2万円 |
扱うブライドルレザー小銭入れの種類 | 馬蹄形、ラウンドファスナー、カードケースタイプ |
>>キプリスのブランドの特徴をもっと詳しく知りたい方はこちら
フジタカ(FUJITAKA)
フジタカは大阪の老舗小物卸商社、「イケテイ」が展開するプライベートブランド。
フジタカは一貫した自社生産に強くこだわっており、金具パーツ1つに至るまで自社のデザイナーが監修を行っています。
展開するブライドルレザー小銭入れは、「ジョセフ」と呼ばれるシリーズから展開されています。
内装に着物などに使われる「ちりめん」をイメージしたシボ革を使用しており、外装のブライドルレザーとのコントラストが美しいです。
ブランド創業 | 1950年 |
生産国 | 日本 |
掲載雑誌 | Mono/THE RAKE |
ブライドルレザー小銭入れの価格帯 | 2~3万円 |
扱うブライドルレザー小銭入れの種類 | L字ファスナータイプ |
コムサ・メン(COMME CA MEN)
コムサ・メンは、百貨店を中心に展開を行う日本のファッションブランド。1980年代に大流行した歴史があるため、40代以降の方に特に知名度が高いです。
コムサ・メンは「美しいことは力強いこと。」をコンセプトに、今の時代に合う旬なデザインのアイテムを展開しています。
展開するブライドルレザー小銭入れにもブランドイメージが強く現れており、モードな雰囲気に仕立てられます。
ブランド創業 | 1981年 |
生産国 | 日本 |
掲載雑誌 | SCREEN |
ブライドルレザー小銭入れの価格帯 | 1万円〜 |
扱うブライドルレザー小銭入れの種類 | L字ファスナータイプ |
ファイブウッズ(FIVEWOODS)
ファイブウッズは老舗鞄商社「林五」の社名を冠したプライベートブランド。
ファイブウッズは「JAPAN MASTER MADE」をコンセプトに、最高の日本製品質を追求しています。
展開するブライドルレザー小銭入れもまさに最高の日本製品質と言える完成度となっており、縫製からコバ(縁取り)の仕げに至るまで細部の美しさを感じられます。
ブランド創業 | 2008年 |
生産国 | 日本 |
ブライドルレザー小銭入れの価格帯 | 2万円〜 |
扱うブライドルレザー小銭入れの種類 | 折りたたみタイプ |
エッティンガー(ETTINGER LONDON)
エッティンガーはブライドルレザー発祥のイギリスで生まれた老舗革小物ブランド。
イギリス王室に納品した栄誉を称える「ロイヤルワラント」を獲得している事で有名で、品質の良さはお墨付きです。
セレクトショップで扱われる事が多いため高級ブランドとしての印象が強く、ブランドバリューを求める男性に特に人気があります。
内装の華やかなイエローの色遣いがブランドアイコンとなっており、展開する小銭入れにも採用されています。
ブランド創業 | 1934年 |
生産国 | イギリス |
掲載雑誌 | FUDGE/Mono |
ブライドルレザー小銭入れの価格帯 | 3万円〜 |
扱うブライドルレザー小銭入れの種類 | 折りたたみタイプ |
>>エッティンガーのブランドの特徴をもっと詳しく知りたい方はこちら
ブライドルレザーとは?歴史や革の特徴について
イギリスで生まれ、1000年の歴史を持つ伝統的な製法で作られる本革。もちろん詳しい製法についてはトップシークレットとなっています。
革に蜜ロウをたっぷりと染み込ませているために生まれる堅牢さと、そのために表面に白い粉(ブルーム)が浮き出てくることが特徴。
ブルームは使い込むと徐々に取れていき、マットな風合いから光沢感のあるギラリとした表情に変貌を遂げます!
皮は主に成牛の最も硬いと言われている肩(ショルダー)の部位を使用していますので、他の本革に比べかなり耐久性が高くなっています。
ブライドルの意味は『馬具』
ブライドル(bridle)は英語で、馬の頭部に装着する馬具「頭絡」を指します。
bridle(頭絡)leather(革)という言葉がそのまま名称になっているんです!
もとは馬術の盛んなイギリスで馬具の素材として使用されていた革で、ファッションアイテムとして取り入れられ始めたは現代に入ってからです。
車の発展により馬具の需要が落ちた事による、革メーカーの生存戦略的な側面もあると言えますね。
ブライドルレザーは5年、10年と長く使える
イギリスでもとは馬具の素材として開発されたブライドルレザーですが、馬具は騎手の命を守る大事な道具です。
雨や汗に濡れて消耗し壊れてしまうことはあってはならないので、ブライドルレザーには堅牢さや強い耐久性が求められました。
馬術はとても激しい動きをしますので、硬くするだけでは割れてしまいますし、柔らかすぎても破損してしまいます。
強い耐久性を出すため、職人たちは蜜ロウやオイルを丁寧に染み込ませ、強度を保ちつつも柔軟さを出す製法を編み出しました。
そうして生まれたブライドルレザーは本革の中でも高い耐久性を持ち、硬すぎずしなやかな堅牢さを持ち合わせています。
ただ、完全防水と言えるわけではないので注意が必要です。
ブライドルレザーにに染み込んだロウやオイルには撥水効果があり、ある程度は水にも強くなっています。
それでも防水加工をしているわけではないので水が弱点であることに変わりはなく、他の本革よりも少し水に強い程度だと考えておいたほうが良いでしょう。
ブライドルレザーの質感は硬くしなやか
ブライドルレザーは硬い素材感ですが、染み込ませたロウやオイルで柔らかさが生まれ、しなやかさもあわせ持っています。
質感はドライに見えますが、実は触ってみると滑らかでしっとりとしているんですよね。
新品でもすぐに手に馴染む気持ち良いさわり心地が持つ人を夢中にさせる、そんな魅力のある革と言えます。
ブライドルレザーに目立った弱点はない
他の本革よりも丈夫で耐久性に優れ、革自体も比較的手に入りやすい牛革を使用しているため価格もある程度抑えられており、弱点と言える弱点は見当たりません。
あえて何かあげるとすると、革から染み出すロウにより、革の艶感が少し薄れてしまうというところでしょうか。
もちろん、それがブライドルレザーの良さでもあります!
艶感を最大限に楽しみたいならブライドルレザーよりも、コードバンをおすすめします。そうでない方はブライドルレザーを選んで間違いありません。
ブライドルレザーとコードバンの違いを比較
]
コードバンとブライドルレザーは見た目が少し似ていることから比べられることが多く、どちらにしようかと迷っている方も多いのではないでしょうか。
二つの特徴や違いを徹底的に比較してみたいと思いますのでよければ参考にしてみてください。
コードバンって何?という方はこちらが参考になるかと思います。
使用している皮を比較
コードバンは馬のお尻の分厚い皮に守られた、たった2ミリのコードバン層からとれる極めて希少性の高い皮から作られます。
革の王様と呼ばれるだけあって、革の艶感は最上級です。内側の皮なので傷がほぼ無いという点も特徴です。
対してブライドルレザーは主に成牛のショルダーの表面の皮を使用しますので、比較的手に入りやすく、そのため価格も抑えられています。
艶感はコードバンには劣りますが、耐久性はコードバンよりも高く作られています。シワや傷が多いのも特徴です。
耐水性を比較
コードバンは、仕上げ加工の種類にもよりますが、非常に水に弱くなっています。
少し濡れただけでもシミになることがありますし、防水スプレーも水分であることに変わりはないのであまりおすすめしていません。
対してブライドルレザーは本革の中では比較的水に強くなっています。特に水に弱い水染めコードバンと比べると天と地ほどの差があると言えるでしょう。
水に強いとは言え、他の本革と比べて少し強い程度なので、なるべく濡らさないようにしなければいけません。水に濡れたときはなるべく早く拭いてあげることが大事です。
気になる方は防水スプレーで保護しておくのも良いでしょう。
ちなみに僕が普段愛用している防水スプレーは、コロニルのウォーターストップスプレーです!
ドイツの革製品メンテナンスブランドが展開しているアイテムになります。
欧州の高級革を専門に扱うココマイスターが推している実績があるので、品質はお墨付きと言えます。
ココマイスター(COCOMEISTER) / メンテナンス用品
価格 | 円() |
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製造・生産国 | |
タイプ / 特徴① / 特徴② | / / |
機能 | |
素材 | |
カラー | |
ブランド / 商品名 | ココマイスター(COCOMEISTER) / メンテナンス用品 - メンズ |
総合評価
どちらも長所・短所があるので比べられるものではないのですが、気軽に高級皮革を楽しむという意味ではブライドルレザーのほうが少し勝っている気がします。
価格的にも、コードバンはブライドルレザーの1.5~2倍以上の差があるので、よほどこだわりのある方でなければブライドルレザーをおすすめします。
革本来の味(牛が生前つけた傷やシワ)を楽しむことができるのもブライドルレザーの特徴で、世界で一つだけの個性を味わうことができます。
ただやはり、最上級の本革を楽しみたいとこだわりのある方はブライドルレザーでは満足できない可能性があるので、コードバンをおすすめします。
コードバンは大切に使っていけば艶感や光沢が増し、最上級の美しさを楽しむことができます。
ブライドルレザーのお手入れ・メンテナンスの方法
基本的なメンテナンスの方法はこちら「本革小銭入れのメンテナンス方法」をチェックしてみてください。
ブライドルレザーのメンテナンスは軽いブラッシングと空拭きだけで十分です。
なにより、一番のメンテナンスは日々使うこと!
メンテナンスは基本的には月に1回程度で十分ですが、軽いブラッシング程度でしたら毎日しても問題ありません。
これだけで十分長く、綺麗に使うことができますが、もっとこだわりたい!という方のためにもう少し詳しく解説したいと思います。
ブライドルレザーのメンテナンス方法、ブルームについて
ブライドルレザー最大の特徴として浮き出る白い粉(ブルーム)は、使っていくうちに取れてきますのでそのまま使っていても問題ありません。
もちろん気になる方は、柔らかい布で軽く拭いてあげると簡単に取れますので、取ってから使用しても良いでしょう。
防水スプレーをする場合は表面のロウをブラシや布で空拭きしてなじませてから吹きかけます。
ブライドルレザーには、革にロウやオイルを十分に染み込ませてるので、買ってから当分の間は表面に出てきたロウやオイルをブラシで馴染ませてあげるだけで良いかと思います。
革に染み込んでいるロウやオイルが少なくなると乾燥してくるので、そのときに初めてクリームを塗ってメンテナンスをするぐらいです。
乾燥していないのにクリームを塗ってしまうとクリームの塗りすぎになり、色むらやシミになってしまったり、表面がくもり光沢が薄くなってしまうことがあります。
購入後嬉しくても、可愛がり過ぎには要注意です!(笑)
塗りすぎてしまった場合は乾いた柔らかい布で優しく拭き取り、触らずに乾かしてあげましょう。
ブライドルレザーのメンテナンス用品
✓汚れを落とすための、毛先が柔らかいブラシ
✓本革専用の保湿クリーム
✓柔らかい布(クリームを塗る布、から拭き用の布、合計2枚)
布に関しては男性用シャツの切れ端など、柔らかく傷がつかないものなら大丈夫です。
おすすめはココマイスター公式が推しているコロニルのメンテナンス用品。以下のリンクから公式ホームページで購入できます。
ココマイスター(COCOMEISTER) / メンテナンス用品 コロニル・ポリッシングクロス
価格 | 500円() |
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製造・生産国 | |
タイプ / 特徴① / 特徴② | / / |
機能 | |
素材 | |
カラー | |
ブランド / 商品名 | ココマイスター(COCOMEISTER) / メンテナンス用品 コロニル・ポリッシングクロス - メンズ |
ブライドルレザーに傷がついてしまった場合
ブライドルレザーは堅牢な革を使っている分、深く傷がついてしまうことがあります。
丈夫な革なので品質的には問題なく使えるのですが、なるべく傷がつかないよう大切に扱いましょう。
もし傷がついてしまったときは、それもその革の表情だと諦めるのが一番です。少しの傷なら中から染み出してくるロウやオイルが修復してくれるかもしれません。
もしくは少しだけ指でこすってみると、浅い傷なら見えなくなることも。
傷を隠そうとクリームを塗ってしまうと、クリームの塗りすぎになることがありますのであまりおすすめではありませんが、それで見えなくなることもあります。
ブライドルレザーが濡れてしまった場合
水に強いブライドルレザーとはいえ防水加工をしているわけではないので、水に濡れないように気をつけなければいけませんし、濡れてしまった場合はすぐに拭き取らないとシミになってしまう可能性があります。
水に濡れた場合は、すぐに乾いた布で軽く叩くように拭きます。そして日陰で十分乾くまで乾燥させましょう。
ドライヤーは革が傷んでしまうことがあるのでできれば使わないほうが良いでしょう。
ブライドルレザーのメンテナンス方法まとめ
- 一番のメンテナンスは日々使うこと
- 基本はブラッシングと空拭き
- 最初はクリームは塗らない
- 乾燥してきたらクリームでメンテナンス
- 濡れたらすぐに拭く
- 防水スプレーはブルームを取ってから
- 傷はなるべく放置する
- ひたすら優しく丁寧に、愛を込めて
圧倒的人気!ブライドルレザーの小銭入れ – まとめ
ブライドルレザーは高級本革の中でも、特に人気が高いことで有名です。白く美しいブルームと、使えば使うほど魅力あふれる経年変化を楽しむことができるはずです。
1年ほどで使い捨てるなら話は別ですが、今後数年単位で長く使いたいのであれば、ブライドルレザーの小銭入れは間違いなくおすすめです。