高級な本革の中でも断トツの最高級皮革である、世界でもっとも美しい革「コードバン」。
革の中でも特別希少価値が高いコードバンは、革としての強度が非常に高く、使えば使うほど美しい光沢が増すため、一生モノの本革小銭入れとして選ばれています。
今回はその特徴と、お手入れの方法を詳しく解説します。
僕が本気で厳選した最強の小銭入れランキングはこちら↓↓
⇒「【2022年最新】オタクが選ぶ「メンズ小銭入れ」おすすめランキング」
コードバンとは?特徴や様々な呼び名について
馬のお尻から採れる希少価値の高い皮から作られる最高級皮革。
お尻の皮なら良いというわけではなく、外側の分厚い皮を削り、その奥にあるコードバン層と言われるたった2ミリほどの厚さの皮を採取して使用します。
コードバンの様々な呼び名
コードバンはその希少性の高さ、質の高さ、複雑な採取方法から様々な呼び名があります。
キングオブレザー・・・まさに「革の王様」の呼び名にふさわしい独特の光沢感と重厚な質感があります。
革の宝石・・・馬のお尻のとても丈夫な分厚い皮に守られた、わずか2ミリのコードバン層を慎重に削り出す採取方法が、まるで宝石採掘に似ていることからこう呼ばれます。
革のダイヤモンド・・・採取方法が宝石採掘に似ていることに加え、コードバン特有の硬質な素材感と高い硬度が、宝石の中でも異質の硬度を持ち希少価値がとても高いダイヤモンドにたとえられています。
幻の革・・・コードバンが世界で初めて発見されたのはいつか、誰がどのようにして発見したのか、その起源はまったく解明されておらず、さらにその希少性から入手することがとても困難であり幻の革と呼ばれることもあります。
コードバンの耐久性
革のダイヤモンドと呼ばれるようにかなり丈夫で硬質な革でありますが、なんと一般的な牛革の約3倍の硬さと言われています。
他の革と比べ、その繊維の緻密さから汚れや傷が付きにくいという特徴もコードバンの王者たるゆえんです。
コードバンは一般的な革と比べ、繊維の状態が全く違う特殊な革です。普通革と言えばいろんな方向に繊維が走っていますが、コードバンの場合同じ方向に繊維が揃って走っています。(それがコードバン特有の艶を出しています。)
たとえば一般的な革は、表面がゆがみ、いわゆる「浮き」と呼ばれる状態になることがありますが、コードバンがその状態になることはありません。逆に、部位や加工の仕方が悪ければその繊維の特徴から、革が裂けてしまうことがあるそうです。一般的な革が裂けるということは私は聞いたことがありません。
もちろん、丁寧に扱っていれば何十年も使うことのできる耐久性のある革で、裂ける心配をする必要はありません。ただコードバンは絶対的な強さがあると、よく勘違いされることが多いのですが、そうじゃないんだよということを知っておいてください。
コードバンの質感、肌触り
希少価値が高く、質も最高級のコードバンですがもちろん弱点もあります。
とにかく水分に弱いことです。他の革も水分に弱いものが多いですが、コードバンも同じように、水に濡れてしまうとシミになってしまう可能性があります。
もし雨などに濡れてしまった場合は、すぐに拭き取る必要があります。鞄に入れた小銭入れなら、雨でも傘をさしていればそうそう濡れる心配はないかと思いますが、それでも雨の日は注意して使用したいものです。
私はあまりおすすめしませんが、気になる方は専用の防水スプレーで保護しておくのもいいかもしれません。その場合、必ず革専用の防水スプレーを使用しましょう。そして使用する場合は端の見えにくい場所で試してから全体にかけるのが良いかと思います。その際、液だれしないよう垂直に持ち、十分離してスプレーするのがコツです。
おすすめはココマイスターが公式でおすすめしているコロニルのウォーターストップスプレーです。高級皮革を専門に扱うココマイスターが公式におすすめしている商品ですから、安心して使うことができます。
コードバンの仕上げの種類
コードバンに限らず革製品は加工の仕上げにいくつか種類があります。
一昔前までは、コードバンと言えば水染めが一般的でしたが、仕上げ加工技術の発達により様々な仕上げ方法が生み出されています。
仕上げ加工は少しマニアックな話になってしまうのですが、仕上げ加工の種類によって革の特徴が全く違ったものになりますので、革の特徴を解説するには避けて通れない道なのであります。
主な仕上げ加工の種類は5種類。水染め・ナチュラル・オイル・ロウ引き・顔料染めです。
水染めコードバン
水染め仕上げはコードバンの持つ艶感を最大限に引き出す仕上げ加工で、現在、コードバンに最もふさわしい仕上げ加工と言われています。
コードバンの透明感のある表情や革本来の色むら感を残し、その美しさを存分に楽しむことができます。
デメリットとして、非常に水に弱いです。他の仕上げ加工の中でも一番水に弱いのがこの水染めコードバン。水分が革についてしまったらすぐに拭き取らないといけませんし、すぐに拭き取ったとしてもシミになってしまう可能性があります。
しかしそれを考慮しても断然、魅力のほうが勝る仕上げ加工と言えるでしょう。
ナチュラルコードバン
艶出し加工のみで余計な染色をしないのがこのナチュラル仕上げ。革本来の味が一番良く出ており、使えば使うほど飴色に変化するエイジングは世界に一つだけの革になります。
色の変化が一番大きいのが特徴で、革本来の色艶が飴色に美しく変化します。
オイルコードバン
その名の通り、オイルを革の繊維にたっぷりと浸透させる加工法です。
コードバンの丈夫さを残しつつ、オイルによってしなやかになった革はとてもしっとりとした肌触りで、すぐに手になじんでくれます。
最初は少しマットな感じかなと思わせる表情ですが、使ううちにコードバン本来の艶、光沢を放ち、コードバンをこれでもかというぐらい堪能できる仕上げ加工です。
オイルコードバン独特の重厚感は一度手にするとやみつきになります。
ロウ引きコードバン
蜜蝋を革の繊維に浸透させる加工法です。ロウ引き加工と言えば英国伝統ブライドルレザーと言えるほど、本来ロウ引き加工はブライドルレザーの十八番なのですが、近年新しい試みとしてロウ引きコードバンが流行しています。
新品の状態では繊維に染み込んだロウが、表面にブルームと呼ばれる白い粉となって美しく吹き出しています。これは気になる方は簡単に拭き取ることができ、そのまま使用しても問題はありません。
特徴として、コードバン本来の艶感が少し薄れてしまうのですが、他の加工法に比べ少しだけ水に強くなっています。とはいえ濡れることが弱点であることに変わりはありません。
しかしながら使い込むうちににじみ出てくるロウ引きコードバンの光沢は素晴らしいの一言です。
顔料染めコードバン
着色剤として顔料を使用する仕上げ加工。
どちらかというと革の上から塗っているという感じで、加工というよりはお化粧をしているとよく言われたりします。その革本来の良い部分も悪い部分も全て隠してしまいます。
そのためエイジングもほとんどせず、革を楽しむには不向きな加工法です。
ただ、新品は綺麗な艶がかかり、革の持つ傷なども見えないので、質の良くない革でも綺麗に見えます。コードバンは分厚い皮に守られた綺麗な皮で、そもそも傷が少ないので隠す必要はないのですが・・・。
他の仕上げ加工と違い技術的にも簡単ということもあり、価格的には安く抑えられていることが多いです。
一番のデメリットとして、顔料染めは摩擦にとても弱く、使っているうちにひび割れてしまったりします。何年も使っているとボロボロになってしまうので、革を楽しみたい方は顔料染めの製品はやめておいたほうが無難かもしれません。
私がおすすめしているブランドでは、コードバンを顔料染めしているところはないのですが、鞄やベルトなどでよく見かけることがあります。
本革の最高峰「コードバン」の小銭入れ
万双(MANSAW) / コードバン ボックス型小銭入れ

万双の2大BOX型小銭入れのうち、最高級コードバンを採用したタイプ。こちらもやはり田中誠氏が試行錯誤の末に小銭漏れ(もれ)を解消した、型崩れのしづらい構造になっている。
価格 | 11,330円(税込み) |
---|---|
製造・生産国 | 日本 |
タイプ / 特徴① / 特徴② | BOX型 / 大きく開く / ホック式 |
機能 | 小銭入れ×1 |
素材 | コードバン |
カラー | ネイビー / ボルドー |
ブランド / 商品名 | 万双(MANSAW) / コードバン ボックス型小銭入れ - メンズ |
プレリー(Le prairies GINZA) / CORDOVAN1957(コードバン1957)小銭入れ 「プレリー1957」 NP12514

「革の王様」とも呼ばれる高級皮革コードバンを使用したL字タイプの小銭入れ。内装は明るい牛革を採用しており、外装とのコントラストがGood。
価格 | 15,400円(税込み) |
---|---|
製造・生産国 | 日本 |
タイプ / 特徴① / 特徴② | L字ファスナー / 大きく開く / カード入れ(定期入れ) |
機能 | 小銭室×2、カード室×2、外ポケット×1 |
素材 | コードバン |
カラー | クロ / チョコ / グリーン / コン |
ブランド / 商品名 | プレリー(Le prairies GINZA) / CORDOVAN1957(コードバン1957)小銭入れ 「プレリー1957」 NP12514 - メンズ |
キプリス(CYPRIS) / 小銭入れ(BOX型)■新コードバン&ベジタブルタンニン [5626]
![キプリス(CYPRIS),小銭入れ(BOX型)■新コードバン&ベジタブルタンニン [5626],小銭入れ,コインケース](https://coinpurse.info/wp-content/uploads/2020/05/159.png)
最高級コードバンとエイジングを堪能できるベジタブルタンニンで鞣したヌメ革を採用した、カード入れ付きのBOX型小銭入れ。外は光沢が美しく、内装の明るいヌメ革との相性は抜群。
価格 | 16,500円(税込み) |
---|---|
製造・生産国 | 日本 |
タイプ / 特徴① / 特徴② | BOX型 / 大きく開く / カード入れ(定期入れ) |
機能 | 小銭入れ×1、ポケット(内側)×1、カード入れ(外側)×2 |
素材 | コードバン × 牛革(ベジタブルタンニンのヌメ革) |
カラー | ブラック / ワイン / チャ / ネイビー |
ブランド / 商品名 | キプリス(CYPRIS) / 小銭入れ(BOX型)■新コードバン&ベジタブルタンニン [5626] - メンズ |
キプリス(CYPRIS) / 小銭入れ(BOX型)■オイルシェルコードバン&リンピッドカーフ [5306]
![キプリス(CYPRIS),小銭入れ(BOX型)■オイルシェルコードバン&リンピッドカーフ [5306],小銭入れ,コインケース](https://coinpurse.info/wp-content/uploads/2020/05/162.png)
外像は希少比較のオイルシェルコードバン、内装はアニリン仕上げ(顔料ではなく染料仕上げという意味)のリンピッドカーフを採用したシンプルなBOX型小銭入れ。
価格 | 16,500円(税込み) |
---|---|
製造・生産国 | 日本 |
タイプ / 特徴① / 特徴② | BOX型 / 大きく開く / ホック式 |
機能 | 小銭入れ×1 |
素材 | コードバン(オイルシェルコードバン)× イタリアンレザー(リンピッドカーフ) |
カラー | ブラック / チョコ / ネイビー |
ブランド / 商品名 | キプリス(CYPRIS) / 小銭入れ(BOX型)■オイルシェルコードバン&リンピッドカーフ [5306] - メンズ |
キプリス(CYPRIS) / 小銭入れ(馬蹄型)■ナチュラルコードバン [5942]
![キプリス(CYPRIS),小銭入れ(馬蹄型)■ナチュラルコードバン [5942],小銭入れ,コインケース](https://coinpurse.info/wp-content/uploads/2020/05/164.png)
馬革の自然な風合いを極限まで生かすナチュラルコードバンを採用した、シンプルなメンズ馬蹄型小銭入れ。手前に小さいポケットが付いているので、小銭やお札を分けて入れることも可能。
価格 | 19,800円(税込み) |
---|---|
製造・生産国 | 日本 |
タイプ / 特徴① / 特徴② | 馬蹄型 / 大きく開く / |
機能 | 小銭入れ×1、ポケット×1 |
素材 | コードバン(ナチュラルコードバン) |
カラー | ナチュラル |
ブランド / 商品名 | キプリス(CYPRIS) / 小銭入れ(馬蹄型)■ナチュラルコードバン [5942] - メンズ |
ガンゾ(GANZO) / CORDOVAN(コードバン)馬蹄小銭入れ

内側に高級ヌメ革を合わせたガンゾコードバンシリーズの馬蹄型小銭入れ。非常に美しい切り目仕上げのコバ処理が見て取れる大人レザーな逸品。水染めコードバンをオイル加工により色艶を引き立てている。
価格 | 22,000円(税込み) |
---|---|
製造・生産国 | 日本 |
タイプ / 特徴① / 特徴② | 馬蹄型 / 薄型(ミニ、コンパクト) / |
機能 | 小銭入れ×1 |
素材 | コードバン(水染めコードバン) |
カラー | ブラック / ヘーゼル / ダークブラウン / ダークグリーン / ネイビー |
ブランド / 商品名 | ガンゾ(GANZO) / CORDOVAN(コードバン)馬蹄小銭入れ - メンズ |
プレリー(Le prairies GINZA) / JUWEL Cordovan(ジュエルコードバン) 馬蹄型小銭入れ 「ジュエル」 NPJ1520

ヨーロッパ産原皮を日本のタンナーが鞣した水染めコードバンの馬蹄型小銭入れ。日本の職人技術により加工から縫製まで施されており、1日に3~4個しか製造できないんだとか。
価格 | 22,000円(税込み) |
---|---|
製造・生産国 | 日本 |
タイプ / 特徴① / 特徴② | 馬蹄型 / 大きく開く / |
機能 | 小銭入れ×1、外ポケット×1 |
素材 | コードバン(ジュエルコードバン) |
カラー | ブラック / チョコ |
ブランド / 商品名 | プレリー(Le prairies GINZA) / JUWEL Cordovan(ジュエルコードバン) 馬蹄型小銭入れ 「ジュエル」 NPJ1520 - メンズ |
ユハク(YUHAKU) / YAC152 Du Monde BOX型コインケース

最高品質の本革を生産し続ける国産タンナー「レーテルオガワ」の水染コードバンを、独自の技術でブランドを築き上げたyuhakuの手染めが融合した小銭入れ。Du Mondeシリーズの最高傑作。
価格 | 24,200円(税込み) |
---|---|
製造・生産国 | 日本 |
タイプ / 特徴① / 特徴② | BOX型 / 大きく開く / ホック式 |
機能 | 小銭入れ×1、カードポケット×1、カードポケット小×1 |
素材 | コードヴァン × 国産牛革 |
カラー | ダークブラウン / ブルー / ワイン / グレイ |
ブランド / 商品名 | ユハク(YUHAKU) / YAC152 Du Monde BOX型コインケース - メンズ |
土屋鞄製作所 / コードバン 馬蹄型小銭入れ

土屋鞄が自信を持って送り出す最高級水染めコードバンの総手縫い仕上げ馬蹄型小銭入れ。2020年の春夏限定色の「ブルー」が新登場。ブライドルレザーやイタリアンレザーでは味わえない水染めコードバンならではの美しさが光る逸品。
価格 | 24,200円(税込み) |
---|---|
製造・生産国 | 日本 |
タイプ / 特徴① / 特徴② | 馬蹄型 / 薄型(ミニ、コンパクト) / 大きく開く |
機能 | 小銭入れ×1、フリーポケット×1 |
素材 | コードバン × ヌメ革 |
カラー | ブルー / ブラック / ブラウン |
ブランド / 商品名 | 土屋鞄製作所 / コードバン 馬蹄型小銭入れ - メンズ |
ソメスサドル(SOMES SADDLE) / DM-04 ディアマン コインケース

「革のダイヤモンド」「革の王様」と呼ばれる希少皮革コードバンを採用した、シンプルなラウンドタイプ小銭入れ。外側にカードポケットも付いており、使い勝手も抜群。
価格 | 25,300円(税込み) |
---|---|
製造・生産国 | 日本 |
タイプ / 特徴① / 特徴② | L字ファスナー / カード入れ(定期入れ) / 大きく開く |
機能 | コインケース×2、カードポケット×2 |
素材 | コードバン(オイルコードバン)× 牛革 |
カラー | ブラック / ブラウン |
ブランド / 商品名 | ソメスサドル(SOMES SADDLE) / DM-04 ディアマン コインケース - メンズ |
ココマイスター(COCOMEISTER) / マイスターコードバン・ラウンドヘッド

絶妙な色合いと美しく深みのある光沢が魅力の、染め上げ磨きによる水染コードバンを外装に纏ったラウンドファスナータイプの小銭入れ。内装にはイタリア伝統のバケッタ製法で造られたエイジングが魅力のオイルレザーを採用し、外装とのコントラストを心ゆくまで楽しめる。少量限定ではあるがExtremeカラー(「芸術性を惑星レベルまで高めたカラー」というテーマの限定カラー)として2種類が誕生。個人的には神秘的な力を感じる青の惑星をイメージした「ブループラネット」がおすすめ。外枠の特殊ステッチとの相性は抜群。
価格 | 26,000円(税込み) |
---|---|
製造・生産国 | 日本 |
タイプ / 特徴① / 特徴② | ラウンドファスナー / カード入れ(定期入れ) / 大容量 |
機能 | マチ付きフリーポケット×2、カードポケット×2、コインポケット×1 |
素材 | 水染めコードバン(日本)× オイルレザー(イタリア)× ヌメ革 |
カラー | ブラック / ボルドーワイン / グリーンプラネット(少量生産カラー) / ブループラネット(少量生産カラー) |
ブランド / 商品名 | ココマイスター(COCOMEISTER) / マイスターコードバン・ラウンドヘッド - メンズ |
ワイルドスワンズ(WILDSWANS) / シェルコードバンTONGUE(タング)

外装にはアメリカの最大手ホーウィン社が製造する最高級シェルコードバン、内装にはワイルドスワンズ定番のイングリッシュブライドルを採用した笹マチタイプの小銭入れ。両レザー非常に強度が高く強靭で、経年変化による美しい光沢をたっぷりと味わえる逸品となっている。
価格 | 27,000円(税抜き) |
---|---|
製造・生産国 | 日本 |
タイプ / 特徴① / 特徴② | かぶせ蓋 / ホック式 / カード入れ(定期入れ) |
機能 | コインポケット1室 (中仕切りあり)、カード室1室 |
素材 | シェルコードバン × イングリッシュブライドル |
カラー | ブラック / #8(ダーク バーガンディ) |
ブランド / 商品名 | ワイルドスワンズ(WILDSWANS) / シェルコードバンTONGUE(タング) - メンズ |
ユハク(YUHAKU) / YFC150 Diamant コインケース

コードバンの魅力を内装の国産牛革が最大限まで引き出した一品。レーテルオガワの水染めコードバンで彩るDiamantシリーズの小銭入れ。
価格 | 28,600円(税込み) |
---|---|
製造・生産国 | 日本 |
タイプ / 特徴① / 特徴② | 笹マチ / 薄型(ミニ、コンパクト) / |
機能 | 小銭入れ×1、カードポケット×2 |
素材 | コードヴァン × 国産牛革 |
カラー | ダークブラウン / ブルー / ワイン / グリーン |
ブランド / 商品名 | ユハク(YUHAKU) / YFC150 Diamant コインケース - メンズ |
ガンゾ(GANZO) / CORDOVAN LUCIDA(コードバンルチダ)小銭入れ

最高級コードバンを使用した、シンプルな笹マチ薄型の小銭入れ。マチ幅が大きいので、小銭が取り出しやすいのが特徴。カードポケットも複数あり、機能性も抜群。
価格 | 47,300円(税込み) |
---|---|
製造・生産国 | 日本 |
タイプ / 特徴① / 特徴② | 笹マチ / 薄型(ミニ、コンパクト) / カード入れ(定期入れ) |
機能 | 小銭入れ×1、カードポケット×2、内ポケット×1、外ポケット×1 |
素材 | コードバン |
カラー | ヘーゼル / チョコ / オリーブ / ネイビー |
ブランド / 商品名 | ガンゾ(GANZO) / CORDOVAN LUCIDA(コードバンルチダ)小銭入れ - メンズ |
ココマイスター(COCOMEISTER) / シェルコードバン・サルトラム

アメリカのシカゴに本社を置く世界的に有名なホーウィン社が製造する最高級シェルコードバンを内外に使用した、まさしく最高級の小銭入れ。オイルコードバンに分類されるが他のブランドを圧倒する品質で、自然な風合いを極限まで残すことで経年変化(エイジング)を心ゆくまで楽しむことができる。おすすめのカラーは外装のネイビーと内装のボルドーがうっとりするほど相性が良い、大人コントラストの「ネイビーブルー」。圧倒的な人気でありながら希少性の高い革を使用しているため生産がまったく追いついておらず、手に入れるのも一苦労だ。購入希望であれば、商品詳細ページから販売お知らせメールの登録をしておこう。
価格 | 50,000円(税込み) |
---|---|
製造・生産国 | 日本 |
タイプ / 特徴① / 特徴② | ラウンドファスナー / カード入れ(定期入れ) / 大容量 |
機能 | マチ付きフリーポケット×2、カードポケット×2、コインポケット×1 |
素材 | シェルコードバン(アメリカ)× ヌメ革 |
カラー | ブラック / ボルドーワイン / ネイビーブルー / ウイスキー |
ブランド / 商品名 | ココマイスター(COCOMEISTER) / シェルコードバン・サルトラム - メンズ |
コードバンのお手入れ・メンテナンスの方法
基本的なメンテナンスの方法はこちら「本革小銭入れのメンテナンス方法」をご覧ください。
コードバンに限らず革製品の一番のメンテナンスの方法は日々使うことです。
そして1ヶ月に1度、ブラシでホコリを落とし、やわらかい布で優しく拭いてあげましょう。
これで十分なんですが、革が毛羽立ってきたり、乾燥してきた場合は、専用クリームで保湿してあげてください。その場合、必ずブラシで軽くホコリを落としてからクリームを塗りましょう。
本当にこれだけなのですが、もっとこだわりたい方のためにポイントを解説したいと思います。
コードバン特有の繊維を意識する
コードバンは他の革と違い、繊維が一定方向に走っています。布で拭くときやブラッシングをするときはその繊維の方向にそってお手入れしてあげることが大事です。
コードバンのお手入れをするタイミングも、その繊維を見て判断すると良いかもしれません。繊維が毛羽立ってきたときや、繊維がざらついてきたときはクリームを塗ってあげましょう。
傷がついてしまった場合
傷がついてしまったら、それも革の味だと諦めるのが一番良いです。オイル加工なら自然と消えてしまうかもしれません。もしくは指で軽くさすってあげると消えることもあります。
クリームを塗ると消えることもありますが、あまりおすすめしません。というのも、革が乾燥しているときはクリームを塗ってあげることは良いことですが、そうでない場合、クリームの塗りすぎになってしまい、コードバンの色艶が薄れてしまったり、さらには色むらやシミの原因にもつながります。
防水スプレーについて
コードバンの特徴として、非常に水に弱いことがあげられますが、水から守るために防水スプレーをしたいという方もいらっしゃるかと思います。しかしコードバンを使うなら、なるべく防水スプレーは使わないほうが良いと思います。ブランドによっては「使わないでください」とまで言っているところもあります。
防水スプレーも水分ですから、シミになったりすることがあるのですね。
仕上げ加工の中でも水に対する強さが変わってきます。水染め>ナチュラル>オイル>ロウ引きの順番で、水染めが一番水に弱く、ロウ引きがこの中では一番水に強くなります。
オイルやロウ引きでもおすすめはしませんが、防水スプレーをどうしてもしておきたいという方は参考にしてみてください。
コードバンのメンテナンス用品
✓汚れを落とすための、毛先が柔らかいブラシ
✓本革専用の保湿クリーム
✓柔らかい布(クリームを塗る布、から拭き用の布、合計2枚)
布に関しては男性用シャツの切れ端など、柔らかく傷がつかないものなら大丈夫です。おすすめはココマイスター公式がおすすめしているコロニルのメンテナンス用品。以下のリンクから公式ホームページで購入できます。
本革専用メンテナンス用品メンテナンスのポイントまとめ
- 一番のメンテナンスは日々使うこと
- 基本はブラッシングと空拭き
- 濡れたらすぐに拭く
- メンテナンスし過ぎない
- コードバン特有の繊維の方向を意識する
- 毛羽立ってきたらクリームを塗る
- 乾燥してきたらクリームを塗る
- クリームは塗りすぎない。塗る時もなるべく薄く
- 傷はなるべく放置する
- 防水スプレーはなるべくかけない
- ひたすら優しく丁寧に、愛を込めて
本革の最高峰「コードバン」の小銭入れ – まとめ
コードバンは希少性が高く価格もかなり高めの設定ですが、長財布や鞄と比べると、この価格帯でコードバンを楽しめるのは小銭入れだけじゃないでしょうか。
本革の中でも間違いなく最上級の本革なので、もし手に入れたのなら気持ちを込めて大事に使い、自分だけのコードバンに仕上げましょう!